王国の誓約された同胞団と組織

教団と組織

壁より白の剣の塔まで、王国はその誓約された教団と大いなる官職に頼っている。ここに、王を守り、氷を保ち、金を管理し、剣を売る者たちを記す ― そして各々が誓いによってのみ縛られるところ、金のみで縛られるところを。

誓約された同胞団

小評議会

いかなる王もひとりでは統べない。エイゴンの御代より、王国はただひとつの卓より統治されてきた ― そこでひと握りの大臣たちが、それぞれ王権の一本の糸を握っている。賢い王はその七人すべてに耳を傾け、そのうち幾人かに従う。愚かな王は、もっとも大きな声で囁く者に統べられる。

王の手
王の首席大臣であり、王の名において語り、統べる。王は夢見、〈手〉が築くと言われる ― そしてどちらが自分であるかを忘れた〈手〉は、長くその首を保つことがない。
大メイスター
学識、書簡、治療の事柄において王権に助言すべく、シタデルより送られる。彼は男その人にではなく王国に仕えると誓う ― メイスターたちの誓いのとおりならば。
貨幣の主
国庫と関税、港湾、造幣所、そして王家の破滅的な負債の管理人。巧みな者は、何もないところから金を出現させることができる ― もっともそれは、実在する金とは同じではないが。
法の主
王権の首席法官であり、七王国全土における王の裁きを担う。
船の主
王家艦隊の大提督であり、しばしば ― だが必ずしもではない ― 狭い海沿いの家門の出で、ガレー船の艫と舳先の違いを心得た男である。
囁く者たちの主
王の間諜長であり、密偵と秘密の番人。この職は宦官と高名な男の双方が務めてきた ― 良い者ほど、決して意識に上ることがない。
王の楯総帥
白き外套の筆頭であり、王その人の誓いし守り手として評議に列する。

典拠A Game of Thrones · A Clash of Kings · A Storm of Swords · Fire & Blood

キングズムート

鉄人は大陸の王冠よりも古き慣習を保っている。〈石座〉が空となり、いかなる世継ぎも異論なく座ることができぬとき、鉄諸島の船長と王たちはキングズムートを呼びかけることができる ― 浜辺での集会であり、みずからの長船を指揮するあらゆる男が立ち、誇りを語り、贈り物を捧げることができ、集った船長たちが喝采をもって王を選ぶ。

典拠A Feast for Crows

錬金術師組合

シタデルよりも古く、そしてより奇妙な〈錬金術師組合〉の秘薬師たちは、かつては魔道士と数えられ、いまも自称のうちでは〈賢師〉と呼ばれている。彼らの技はワイルドファイア ― 人が単に〈物質〉と呼ぶもの ― の製造であり、緑の炎で、こびりつき、水中でも燃え、古びるほどにいっそう熱くなる。

典拠A Clash of Kings · A Storm of Swords

自由傭兵団

領主が誓いの剣を抱えるところ、自由都市と野心家たちは買われた剣を抱える。雇われ傭兵団は〈紛争地帯〉の常備軍であり ― 金と略奪品のために戦い、より良い条件が示されれば契約を破り、誰からも ― とりわけたがい同士からも ― 信用されない傭兵たちである。

黄金の団はそれ自体の長き物語を保っている ― 〈苦鉄〉の誓い、四度の反乱、そしてともに進軍する象たちの物語である。

典拠A Storm of Swords · A Dance with Dragons

ウェスタロスの大いなる教団と組織とは何か?

二つの誓約された同胞団が、他のすべてより抜きん出て立つ ― 壁を守るナイツウォッチと、王を守るキングスガードである。鉄の玉座を囲んでは、日々の統治を行う大官たちの小評議会が座る。鉄の民は独自のキングズムートの慣習を保ち、錬金術師組合のパイロマンサーたちは野火を作り、狭い海の彼方では自由傭兵団が最高値を出す者に剣を売る。

小評議会には誰が座るのか?

王の内輪の評議会は王の手によって率いられ、王の名において統治する。その傍らには大メイスター、財務官、法務官、船舶官、囁き官(間諜頭)、そしてキングスガード総帥が座る。王は望むままに議席を加えたり外したりするが、これらは王国が回っている官職である。

キングズムートとは何か?

キングズムートとは、喝采によって王を選ぶという鉄の民の古き慣習である。〈海石の椅子〉が空になり、争いなき世継ぎがないとき、船長たちは浜に集い、自らの長船を指揮するいかなる男も立って己の主張をなすことができる。船長たちが共に掲げ上げる頭に、流木の冠が置かれる。この慣習は〈灰色の王〉に遡ると言われ、幾千年もの間用いられていなかった。

黄金団とは何か?

黄金団は狭い海の彼方でもっとも大きく、もっとも名高い自由傭兵団であり、追放されたブラックファイア派エイゴー〈ビタースティール〉・リヴァーズによって創設された。傭兵団の中で唯一、契約を破ったことがないと名高く ― 「我らの言葉は金と同じ値打ち」― 戦争へは、名誉ある戦死者の金箔を施した骨を携えていく。